IPsec/IPフィルタリングの設定例

IPsecで保護されたパケットだけを受け付ける

個別ポリシーを設定しない場合は、基本ポリシーのみ使われます。

基本ポリシー]:

  • IPsec/IPフィルタリング]: [有効

  • 通信処理]: [IPsecの使用

  • 認証方式]: [事前共有キー

  • 事前共有キー]:1~127文字以内の任意文字

個別ポリシー]:設定しない

スキャンデータとスキャナー設定を受け付ける

指定したサービスからのスキャンデータとスキャナー設定の通信を受け付ける場合の例です。

基本ポリシー]:

  • IPsec/IPフィルタリング]:[有効

  • 通信処理]:[通信を遮断

個別ポリシー]:

  • この個別ポリシーを有効にする]:チェックを入れる

  • 通信処理]:[通信を通過

  • リモートアドレス(ホスト)]:クライアントのIPアドレス

  • ポート指定方法]:[サービス名

  • サービス名]:ENPC]、[SNMP]、[HTTP (ローカル)]、[HTTPS (ローカル)]、[Network Scanにチェックを入れる

特定のIPアドレスからの通信のみ受け付ける

管理者など特定のコンピューターからの通信のみを受け付ける場合の例です。

基本ポリシー]:

  • IPsec/IPフィルタリング]:[有効

  • 通信処理]:[通信を遮断

個別ポリシー]:

  • この個別ポリシーを有効にする]:チェックを入れる

  • 通信処理]:[通信を通過

  • リモートアドレス(ホスト)]:管理者用クライアントのIPアドレス

参考

ポリシーの設定に関わらず、スキャナーの検索や設定を行うためのプロトコルは使用できます。