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フィルムスキャン時、画像の上に円や楕円状の縞模様が出る

フィルムが反っていたり、原稿台に密着していませんか?
フィルムが反っていたり、原稿台への置き方によってフィルムの一部が原稿台と密着すると、ニュートンリング(円または楕円状の縞模様)が発生することがあります。この場合は、ベース面(像が正しく見える面/コマ番号が正しく見える面)を上にセットしてからEPSON Scan(全自動モード以外のモードをお使いください)でスキャンしてください。
スキャンしたい向きと異なる向きになってしまったら、スキャン後にお使いのアプリケーションソフトで画像を回転させ、正しい向きに直してください。
参考
フィルムのスキャンで発生するニュートンリング(円または楕円状の縞模様)は、フィルムのベース面が原稿台ガラスに接触した付近でそのフィルムと原稿台ガラスとの間にごくわずかな隙間があると、原稿台ガラス表面とさらにフィルム表面で反射した光が干渉しあい、縞模様となって現れる現象です。
ニュートンリングは空気の層を挟んだ面が両方とも平滑な面のときに発生します。
フィルムを表裏反対(膜面をスキャナーのガラス側)に向けてセットしてスキャンすると、ガラスとフィルム面の間に画像を構成する色素などの凹凸が入るため、ニュートンリングが発生しにくくなることがあります。