プリンターの操作パネルから[設定]-[本体設定]-[ファクス設定]-[基本設定]の順に選択すると表示されます。
Web Config画面からは[ファクス]タブ- [基本設定]の順にクリックすると表示されます。
通信速度を設定します。通信エラーが頻繁に起きるときや海外と通信するとき、またはIP電話環境で通信するときは[9.6kbps(G3)]をお勧めします。
初期設定:[33.6kbps(スーパーG3) ]
回線トラブルによるデータ抜けなどのエラーを自動で修復します(ECM機能)。無効にすると、カラー文書の送受信はできません。
初期設定:[オン]
ダイヤルする前にダイヤルトーンを検出します。PBX(構内交換機)やIP電話などの環境ではダイヤルできないことがあります。その場合は[接続回線]を[構内交換機(PBX)]にしてください。それでも接続できないときは本機能を無効にしてください。ただし、無効にすると電話番号の先頭の数字がダイヤルされず、誤った番号にダイヤルされてしまう可能性があります。
接続した電話回線のダイヤル種別を選択します。ダイヤルしたとき受話器から「ピッポッパ」と音がするときは、プッシュ回線です。「ジージージ」または「カタカタカタ」と音がするときは、ダイヤル回線です。回線の種類がわからないときは、[ファクス]画面の(オンフック)をタップしてダイヤルトーンが聞こえたら117(時報)や自分の携帯電話などにダイヤルし、[プッシュ]→[ダイヤル(20PPS)]→[ダイヤル(10PPS)]の順に設定を変えて、つながるかどうか試してください。
初期設定:[プッシュ]
ナンバー・ディスプレイサービスの契約をしている回線の使用時に、プリンターや外付け電話機に相手の電話番号を表示します。詳しくは下の関連情報をご覧ください。
発信元の電話番号を表示する設定にする
初期設定:[オフ]
プリンターを接続した回線の種類を選択します。
初期設定:[一般回線(PSTN)]
プリンターを公衆交換電話網(PSTN)に接続したときに[一般回線(PSTN)]を選択します。
内線電話を利用しているオフィスなどで、「0」や「9」などの外線発信番号が必要な環境では、[構内交換機(PBX)]を選択して外線発信番号を登録します。ターミナルアダプターなどを使用している環境でも[構内交換機(PBX)]に設定することをお勧めします。
[使用する]を選択して、「0」や「9」などの外線発信番号を登録します。登録後に外線番号にファクス送信するときは、外線発信番号の代わりに#を入力します。[アドレス帳]に登録するときも、[0]や[9]などの代わりに#を付けて宛先を登録します。
構内交換機(PBX)の設定
初期設定:[使用しない]
発信元名と発信元番号を設定します。ここで設定した内容が送信文書のヘッダーに表示されます。
0~9 * #または半角スペースを使用し、20文字以内で入力できます。Web Configでは、30文字以内で入力できます。
40文字以内で21件まで入力できます。Web Configでは、Unicode (UTF-8)で表せる文字で入力します。
受信モードを選択します。
初期設定:[自動]
相手先から送られてきたファクスを受信する
着信してからファクスを受信するまでの呼び出し回数を選択します。0回に設定すると、着信音を鳴らさずに受信できます(無鳴動着信)。
初期設定:[1]回
[受信モード]が[ファクス/電話自動切替]になっている場合、電話がかかってきたときに外付け電話機を何回呼び出すかを選択します。
初期設定:[8]回
外付け電話機で応答した相手がファクスの場合は、電話機で開始コードを入力するだけでファクス受信を開始します。
[リモート受信]の開始コードです。0~9 * #を使用し、2文字で入力します。
初期設定:[ * * ]
迷惑ファクスの着信拒否を設定します。G3回線で着信拒否をする場合は回線とは別にナンバー・ディスプレイの契約が必要です。
拒否番号リストに載っている番号の着信を拒否します。
送信元情報が設定されていないファクスの着信を拒否します。
拒否SIP URIリストに載っているSIP URIの着信を拒否します。
迷惑ファクス拒否の設定をします。
拒否番号リストに載っている番号の受信を拒否します。
送信元情報が設定されていないファクスの受信を拒否します。
アドレス帳に登録されていない番号の受信を拒否します。
拒否番号リストに登録できるのは30件までです。0~9 * #または半角スペースを使用し、20文字以内で入力できます。
拒否SIP URIリストに登録できるのは30件までです。A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; = ? _ ~ @ [ ]を使用し、127文字以内で入力します。
ファクス受信に使う最大の用紙サイズを選択します。
設定した用紙サイズは、受信可能な最大用紙サイズとして、ファクス受信の際に送信側に通知されます。例えば、[A3/11x17in]に設定すると送信側に[A3/11x17in]を通知します。送信側の原稿がA3サイズのときはA3のまま送信してきます。
[自動]に設定すると、[設定]-[本体設定]-[プリンター設定]-[給紙装置設定]-[給紙口自動選択]-[ファクス]で選択している用紙カセットのなかで最大の用紙サイズを送信側に通知します。
保存・転送するファクスのファイル形式を、[PDF]と[TIFF]から選択します。
なお、クラウド宛先へ転送したファクスは、ここでの設定に関わらずPDFで保存されます。
初期設定:[PDF]
この設定は[保存・転送時のファイル形式]で[PDF]を選択しているときに有効です。
パスワード設定:
文書を開くためのパスワードを有効にします。
初期設定:[設定しない]
パスワード:
文書を開くパスワードを設定します。
パスワード設定
PDFファイルの印刷や編集を許可するためのパスワード設定を有効にします。
パスワード
権限パスワードを設定します。
印刷許可
PDFファイルの印刷を許可します。
初期設定:[許可する]
編集許可
PDFファイルの編集を許可します。
Epson Connectを利用している場合、Epson Connectの管理するクラウドサービスの宛先の中から5件までをリストに登録できます。リストに登録した宛先をファクス転送先に指定すると、受信ファクスをファイル化してアップロードできます。
国や地域によってはオンラインサービスを利用できない場合があります。
各項目の機能は、標準のファクスと同じです。
通信モード
エラー訂正(ECM)
ダイヤルトーン検出
ダイヤル種別
ナンバー・ディスプレイ対応
接続回線
発信元番号
呼び出し回数
発信元番号(LAN)
発信元番号(NGN)
発信元番号(VoIPゲートウェイ)
認定番号
このメニューは、プリンターに複数の FAX ポートが接続されている場合に表示され、各ポートの使用方法を選択できます。
このプリンタは複数の FAX ポートをサポートしています。
標準で使用する回線(G3-1)の用途(送信専用、受信専用、送受信兼用)を選択します。ファクスが増設されていないときは送受信兼用です。
初期設定:[送受信兼用]
増設回線(G3-2)の用途(送信専用、受信専用、送受信兼用)を選択します。
増設回線(G3-3)の用途(送信専用、受信専用、送受信兼用)を選択します。
IPファクス回線の用途(送信専用、受信専用、送受信兼用)を選択します。