共有フォルダーの作成場所とセキュリティーの例

共有フォルダーを作成する場所によって、セキュリティーや利便性が変わります。

プリンターや他のコンピューターから共有フォルダーを扱うには、以下の両方でフォルダーの読み取りや変更の権限が必要です。

  • 共有]タブ - [詳細な共有] - [アクセス許可]の共有アクセス許可

    ネットワーク経由のアクセスを制御します。

  • セキュリティ]タブのアクセス許可

    ネットワークとローカルからのアクセスを制御します。

以下のデスクトップに共有フォルダーを作成した例で、共有フォルダーの[共有アクセス許可]に[Everyone]を設定すると、ネットワーク経由で共有フォルダーにアクセスできる全てのユーザーにアクセス許可を与えることになります。

しかし、デスクトップはユーザーフォルダーの配下にあるフォルダーのため、ユーザーフォルダーのローカルアクセスのセキュリティー設定が継承されて、ユーザーフォルダーにアクセス許可のないユーザーはアクセスできません。[セキュリティ]でアクセス許可が設定されているユーザーやグループ(この場合はコンピューターのログオンユーザーとAdministrator)がフォルダーにアクセスできます。

以下の例を参考に適切な場所に共有フォルダーを作成してください。

ここでは「scan_folder」というフォルダーの作成を例に説明します。