メールサーバー設定項目

項目

設定値と説明

認証方式

プリンターがメールサーバーにアクセスする際の認証方式を指定します。

認証しない

メールサーバーが認証を必要としない場合に設定します。

SMTP認証

メール送信時にSMTPサーバー(メール送信サーバー)で認証をします。メールサーバーがSMTP認証に対応している必要があります。

POP before SMTP

メール送信する前にPOP3サーバー(メール受信サーバー)で認証をします。選択した場合はPOP3サーバーの設定をしてください。

認証用アカウント

認証方式]に[SMTP認証]または[POP before SMTP]を選択した場合、認証用のアカウント名を入力します。入力できる文字は、ASCII(0x20-0x7E)の255文字以内です。

SMTP認証]を選択した場合、SMTPサーバーの認証用アカウントを入力してください。[POP before SMTP]を選択した場合、POP3サーバーの認証用アカウントを入力してください。

認証用パスワード

認証方式]に[SMTP認証]または[POP before SMTP]を選択した場合、認証用のパスワードを入力します。入力できる文字はASCII(0x20-0x7E)の20文字以内です。

SMTP認証]を選択した場合、SMTPサーバーの認証アカウントのパスワードを入力してください。[POP before SMTP]を選択した場合、POP3サーバーの認証アカウントのパスワードを入力してください。

送信元アドレス

システム管理者のアドレスなど送信元のメールアドレスを入力します。認証にも使用されるため、お使いのメールサーバーに登録されていて実際に送信できるアドレスを入力してください。

入力できる文字は、: ( ) < > [ ] ; ¥ を除くASCII (0x20-0x7E)で表せる255文字以内です。ただし、ピリオド(.)は先頭文字にできません。

SMTPサーバーアドレス

A~Z a~z 0~9 . - を使用し、255文字以内で入力します。IPv4形式とFQDN形式での入力が可能です。

SMTPサーバー ポート番号

1~65535までの範囲で、半角数字で入力します。

セキュア接続

メールサーバーとの通信の暗号化方式を選択します。

なし

認証方式]で[POP before SMTP]を選択した場合は暗号化しません。

SSL/TLS

認証方式]で[認証しない]または[SMTP認証]を選択したときに選択できます。通信の開始から暗号化します。

STARTTLS

認証方式]で[認証しない]または[SMTP認証]を選択したときに選択できます。通信の開始は暗号化せず、受信環境によってその後の通信を暗号化するかが変わります。

証明書の検証

有効にするとメールサーバーの証明書の正当性をチェックします。[有効]にすることをお勧めします。設定するには、相手サーバー検証用CA証明書をプリンターにインポートする必要があります。

サーバーの安全性が確認できないというエラーメッセージが表示されたときは、以下を参照してください。

⽇付や時刻がずれている

ルート証明書の更新が必要になった

POP3サーバーアドレス

認証方式]に[POP before SMTP]を選択した場合、POP3サーバーアドレスを入力します。入力できる文字は、A~Z a~z 0~9 . - で、255文字以内です。IPv4形式とFQDN形式での入力が可能です。

POP3サーバー ポート番号

認証方式]で[POP before SMTP]を選択した場合にポート番号を指定します。入力できる文字は、1~65535の範囲で、半角数字で入力します。