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雑誌などの記事をスキャンして電子スクラップを作ろう

とっておきたい雑誌の記事も、雑誌のままだと本棚もすぐにいっぱいになってしまいます。そこで、ほしい記事だけスキャンしてフォルダや電子スクラップなどにまとめれば場所を取ることもありませんし、必要な記事を探すことも簡単です。
印刷すればオリジナルのスクラップブックのできあがりです。
ここでは、スキャナードライバー「EPSON Scan」のホームモードで、雑誌/新聞/報告書などの文書をスキャンするときの設定を説明します。
EPSON Scanを起動して、[ホームモード]に切り替えます。
[原稿種]、[イメージタイプ]、[出力設定]を設定します。
各項目の詳細は、EPSON Scanのヘルプをご覧ください。ヘルプの起動方法は以下のページをご覧ください。
EPSON Scanの各項目の説明
1
原稿種
セットした原稿の種類を選択します。
設定
セットした原稿
雑誌
雑誌をセットしたときに選択します。
新聞
新聞をセットしたときに選択します。
書類
レポートなどの報告書をセットしたときに選択します。
2
イメージタイプ
原稿種に合ったイメージタイプが自動的に設定されます。
カラー原稿をグレー(白黒)でスキャンしたいときなどに変更してください。
また、原稿種で[書類]を選択したときは、自動的に[モノクロ]に設定されますが、原稿がカラーのときは[カラー]に変更してください。
3
出力設定
スキャンした画像の用途に応じて出力設定を選択します。出力設定を選択すると、適切な解像度が設定されます。
設定
解像度
用途
スクリーン/Web
96dpi
壁紙などのディスプレイ表示や、ホームページ上で使用する画像をスキャンするときに選択します。
プリンター
300dpi
プリンタで印刷するときに選択します。
その他
その他の用途で使用するときに選択し、[解像度] リストで用途に合った解像度を設定してください。
参考
反射原稿を24bitカラーでスキャンするときは、幅21000ピクセル、高さ30000ピクセル以上はスキャンできません。48bitカラーでスキャンするときは、幅10500ピクセル、高さ30000ピクセル以上はスキャンできません。
[プレビュー]をクリックします。
プレビュー結果が表示されます。
[出力サイズ]を選択します。
スキャンした画像をどのくらいの大きさで使うのかを設定してください。
なお、あまり大きなサイズに設定すると、データの容量が膨大になってしまうので注意してください。
データ容量は、プレビュー画面の左下で確認できます。
お好みのサイズでスキャン([出力サイズ]設定)
必要に応じてプレビュー画面上で、スキャンする範囲を指定します。
マウスをドラッグしてスキャンする範囲を調整してください。
必要に応じて、画質を調整します。
1
モアレ除去
印刷物(雑誌、カタログなど)のスキャンで発生するモアレ(網目状の陰影)が目立つときにチェックします。
モアレ(網目状の陰影)を取り除く(モアレ除去)
2
明るさ/コントラスト
スキャンした画像が明るすぎたり暗すぎたりしたときに調整します。
明るさとコントラストを調整する1(簡単設定)
3
しきい値
([イメージタイプ]が[モノクロ]のみ)
文字原稿や図面などで、文字や線がかすれたりつぶれたりするときに調整します。
しきい値とは、画像を白と黒の(2値)データでスキャンするときの白黒の境を決めるものです。
参考
しきい値の調整方法は以下の通りです。
[明るさ調整]画面の[閉じる]をクリックします。
[スキャン]をクリックして、スキャンを実行します。
参考
雑誌/新聞/報告書などの文書はPDF形式で保存することをお勧めします。
山積みになった会議資料をスキャンしてPDFファイルにまとめよう
PDF形式はWindowsとMac OS Xで、画面表示/印刷ともに同様の結果が得られる汎用的なドキュメント形式です。
以上で、雑誌/新聞/報告書などの文書をスキャンする方法の説明は終了です。