データ処理の概要


文字データ・通常コマンド

プリンターは、ホストから受信したデータを受信バッファーに格納します。受信バッファーのデータは、のちにメイン処理で順次解析してコマンドと文字コードに分類し、それぞれ処理します。
受信バッファーから取り出したデータが通常コマンドの場合は、それぞれのコマンドの機能に応じて処理を行います。 例えば、解析したコマンドが ESC 3 であれば改行量の設定値を変更し、LF であればプリントバッファー内の印字と1行の紙送り動作を実行します。
一方、取り出したデータが文字データの場合は、内蔵しているキャラクタージェネレーターから、該当する文字のフォントデータを読み出し、このデータをもとに指定された文字装飾の加工を施したイメージデータをプリントバッファーに格納します。

リアルタイム・コマンド

プリンターは、ホストから受信したリアルタイムコマンドを受信バッファーに格納しますが、同時にコマンドを解析し機能に応じた処理を実行します。 リアルタイムコマンドとは、DLE 拡張子により構成されているコマンド群です。 のちにメイン処理ではリアルタイムコマンドは未定義コードとして読み捨てます。

データ処理プログラム

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クイックアクセス

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ESC/POS® コマンドリファレンス TMプリンター

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