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FS ( L   <機能33>


[名称]

用紙レイアウトの設定

[コード]

ASCII
   
FS
  
(
  
L
  
pL
  
pH
  
fn
  
sm
  
[sa]
  
;
  
[sb]
  
;
  
[sc]
  
;
  
[sd]
  
;
  
[se]
  
;
  
[sf]
  
;
16進数
1C
28
4C
pL
pH
21
sm
[sa]
3B
[sb]
3B
[sc]
3B
[sd]
3B
[se]
3B
[sf]
3B
10進数
28
40
76
pL
pH
33
sm
[sa]
59
[sb]
59
[sc]
59
[sd]
59
[se]
59
[sf]
59

[定義域]

fn = 33
その他のパラメーター: 機種により異なります。
パラメーターの組み合わせで不正値となる場合があります。 詳細は [説明] を参照してください。

[初期値]

機種により異なります。

[機能]

用紙レイアウト (レイアウトの基準、縦レイアウト、横レイアウト) を設定します。
  • sm で「レイアウトの基準 (印字基準 / 排出基準)」を設定します。
  • sm
    レイアウトの基準
    該当する用紙
    "0"
    基準なし (レイアウトを使用しない)
    レシート (ブラックマークなし)
    "1"
    印字基準: ラベル上端
    排出基準: ラベル下端
    ダイカットラベル紙 (ブラックマークなし)
    "2"
    印字基準: ブラックマーク下端
    排出基準: ブラックマーク上端
    ダイカットラベル紙 (ブラックマークあり)
    "3"
    印字基準: ブラックマーク上端
    排出基準: ブラックマーク上端
    レシート (ブラックマークあり)
  • sase で「縦レイアウト」を設定します。
  • 縦レイアウト
    sa
    (sa = "0"): 印字基準 ~ 次の印字基準までの距離を指定しない
    (sa ≠ "0"): 印字基準 ~ 次の印字基準までの距離
    sb
    印字基準 ~ 頭出し位置までの距離
    sc
    排出基準 ~ カット位置までの距離
    sd
    排出基準 ~ ラベル下端位置までの距離
    se
    排出基準 ~ 印字領域の下端までの距離
    • 設定単位は 0.1 mm です。
  • sf で「横レイアウト」を設定します。
  • 横レイアウト
    sf
    用紙幅
    • 設定単位は 0.1 mm です。

[説明]

  • 本機能は、スタンダードモード選択時の行の先頭で使用してください。
  • 縦レイアウトおよび横レイアウトの各設定値と用紙レイアウトの関係は下図となります。 正数は紙送り方向 (図では下方向) を指定し、負数は紙送りに対し逆方向 (図では上方向) を指定します。
    • ダイカットラベル紙 (ブラックマークなし)を使用する場合 (sm = "1")
    • 凡例
      Graphic
      印字基準 (= ラベル上端)
      Graphic
      排出基準 (= ラベル下端)
      Graphic
      印字領域の上端 / 下端または カット位置
      Graphic
      用紙 (ラベル紙)
      Graphic
    • ダイカットラベル紙 (ブラックマークあり) を使用する場合 (sm = "2")
    • 凡例
      Graphic
      印字基準 (= ブラックマーク下端)
      Graphic
      排出基準 (= ブラックマーク上端)
      Graphic
      印字領域の上端 / 下端または カット位置
      Graphic
      用紙 (ラベル紙)
      Graphic
      ブラックマーク
      Graphic
    • レシート (ブラックマークあり) を使用する場合 (sm = "3")
    • 凡例
      Graphic
      印字基準 かつ 排出基準 (= ブラックマーク上端)
      Graphic
      頭出し位置 または カット位置
      Graphic
      用紙 (ラベル紙)
      Graphic
      ブラックマーク
      Graphic
  • ∗ 定義域が固定値のパラメーターは図示していません。
  • (sm = "1") あるいは (sm = "2") の指定時は、印字領域 および カット位置の設定には下記の点に注意してください。
    • 印字領域はラベル紙上と重なるように指定してください (台紙部分には印字領域を指定しない)。
    • カット位置は台紙部分と重なるように指定してください (ラベル紙上にはカット位置を指定しない)。
  • (sasf) は各設定値を10進数で表現した値を文字データに変換し、上位桁から指定します。 また、負数を指定する場合は最初に "-" を付加します。
  • 例:
  • 120 を指定する場合のデータは
    "120" [16進数 = 31h, 32h, 30h / 10進数 = 49, 50, 48] の 3 バイトとなります。
    -10 を指定する場合のデータは
    "-10" [16進数 = 2Dh, 31h, 30h / 10進数 = 45, 49, 48] の 3 バイトとなります。
  • 現在設定されている「レイアウトの基準」と (sm) が同値の場合、(sasf) の省略が可能です。省略した設定値は変更しません。 ただし、パラメーターを省略する場合において ";" は省略できません。
  • 例:
  • (sc, se を省略する場合) FS ( LpL pH fn sm sa ; sb ; ; sd ; ; sf ;
  • 本機能の設定値、紙幅の設定値、メカ構造の制限値 (メカピッチや印字ヘッドの位置 等) を基に実際の印字動作で使用する実効値を算出します。設定値 および 実効値は本コマンド FS ( L   <機能34> で取得できます。
  • レイアウトの異なる用紙に交換する際は本機能で用紙レイアウトの再設定を実行してください。
  • 設定した用紙レイアウトは下記の動作を実行するまで有効です。ESC @ では初期化しません。なお、本機能の設定値は GS ( M   <機能1> の退避データです。
    • 本機能の実行
    • リセットまたは電源オフ
  • 本機能の設定値は下記の動作または値に影響します。
  • 設定値
    影響する動作または値
    sa
    用紙レイアウトエラーの検出処理
    sb
    ラベル紙 / ブラックマーク紙の頭出し動作
    sc
    ラベル紙 / ブラックマーク紙のカット位置までの紙送り動作
    sd
    ラベル紙 / ブラックマーク紙の剥離位置までの紙送り動作
    se
    ダイカットラベル紙の印字時の台紙スキップ動作
    sf
    スタンダードモード / ページモードの印字可能領域
    • 本機能で用紙幅 (sf) の設定値を変更しても、ESC W, GS W の設定値は変化しません。 本機能の (sf) 変更後に ESC W, GS W を設定するか、ESC @ESC W, GS W の設定値を初期化してください。 ただし、ESC @ を使用した場合は各種コマンドの設定値も初期化されます。
  • レイアウトの基準に「基準なし」以外を指定 (sm ≠ "0") した際は、縦レイアウト (sa) により用紙レイアウトエラーとなる場合があります。 用紙レイアウトエラーの詳細は機種情報を参照してください。 また、用紙交換時または電源投入後の最初の1枚の印字に伴う印字基準の検出処理では、特別なマージン (本コマンド FS ( L   <機能34> の設定値) を加味します。 特別なマージンの詳細は本コマンド FS ( L   <機能34> を参照してください。
 

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