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- TM-J2000
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- TM-P20II
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- TM-T20
- TM-T20II
- TM-T20III
- TM-T20X
- TM-T70
- TM-T70II
- TM-T88IV
- TM-T88V
- TM-T88VI
- TM-T88VII
- TM-T90
- TM-T90II
- TM-T90KP
- TM-U220
- TM-U220II
- TM-U230
GS a
[名称]
自動ステータス送信の有効・無効
[コード]
ASCII
|
|
GS
|
|
a
|
|
n
|
16進数
|
1D
|
61
|
n
|
|||
10進数
|
29
|
97
|
n
|
[定義域]
n = 0 ~ 255
[初期値]
n: 機種により異なります。
[機能]
自動ステータス送信 (ASB: Automatic Status Back) の対象となる基本 ASBステータスを選択します。
n: ビット
|
2進数
|
機能
|
16進数
|
10進数
|
---|---|---|---|---|
0
|
0
|
ドロアーまたは外付けオプションブザーのステータスを無効選択する
|
00
|
0
|
1
|
ドロアーまたは外付けオプションブザーのステータスを有効選択する
|
01
|
1
|
|
1
|
0
|
オンライン / オフラインのステータスを無効選択する
|
00
|
0
|
1
|
オンライン / オフラインのステータスを有効選択する
|
02
|
2
|
|
2
|
0
|
エラーのステータスを無効選択する
|
00
|
0
|
1
|
エラーのステータスを有効選択する
|
04
|
4
|
|
3
|
0
|
連続用紙検出器のステータスを無効選択する
|
00
|
0
|
1
|
連続用紙検出器のステータスを有効選択する
|
08
|
8
|
|
4, 5
|
0
|
(予約)
|
00
|
0
|
6
|
0
|
パネルスイッチのステータスを無効選択する
|
00
|
0
|
1
|
パネルスイッチのステータスを有効選択する
|
40
|
64
|
|
7
|
0
|
(予約)
|
00
|
0
|
[説明]
-
自動ステータス送信機能とは「カバーが開いた / 閉じた」「オンライン / オフライン」などの状態変化に伴うステータスをプリンターが自動的に通知する機能です。 この機能を「ASB 機能」と称し、状態変化を通知するステータスを「ASBステータス」と称します。 ASB 機能を使用すると、アプリケーションはプリンターに変化があったことをリアルタイムにかつ受動的な処理で取得できます。
-
本コマンドで、いずれかのステータスを有効選択する (n ≠ 0 を指定) と基本 ASBステータスの自動送信機能が動作を開始します。 この時点で現在の基本 ASBステータスを送信します。 以降、ASB 機能が動作している間は有効選択されたステータスが変化する度に基本 ASBステータスを自動的に送信します。
-
本コマンドで、すべてのステータスを無効選択する (n = 0 を指定) と基本 ASBステータスの自動送信機能が停止します。 以降、ASB 機能が停止している間はプリンターから基本 ASBステータスが送信されることはありません。
-
複数のステータスを同時に有効または無効に選択できます。
-
ASB 機能が動作している間は ESC = でプリンターが無効な周辺機器に指定されていても、プリンターの状態に変化があれば基本 ASBステータスを送信します。
-
本コマンドの設定は、ESC @ の実行、リセット、または電源をオフするまで有効です。
-
すべての基本 ASBステータスは有効選択されたステータスが変化した時の状態を示します。 このため、有効選択していないステータスであっても状態が変化していることがあります。
-
n の指定と ASB 機能の対象となる基本 ASBステータスの関係は次表となります。
-
nASBステータスビット機能ビット機能0ドロアーキックコネクターの状態第1 バイト: ビット 2ドロアーキックコネクター3番ピンの状態1オンライン / オフラインの状態第1 バイト: ビット 3オンライン / オフラインの状態第1 バイト: ビット 5カバーの状態第1 バイト: ビット 6スイッチによる紙送りの状態第2 バイト: ビット 0オンライン復帰待ちの状態第3 バイト: ビット 0, 1 (∗1)ロール紙ニアエンド検出器の状態第3 バイト: ビット 2, 3 (∗1)ロール紙エンド検出器の状態2エラーの状態第2 バイト: ビット 2復帰可能エラーの状態第2 バイト: ビット 3オートカッターエラーの状態第2 バイト: ビット 5復帰不可能エラーの状態第2 バイト: ビット 6自動復帰エラーの状態3連続用紙の検出器の状態第3 バイト: ビット 0, 1ロール紙ニアエンド検出器の状態第3 バイト: ビット 2, 3ロール紙エンド検出器の状態6パネルスイッチの状態第2 バイト: ビット 1紙送りスイッチの状態
-
(∗1) ESC c 4 で紙なし印字停止が有効な検出器に指定されている場合に対象となります。
-
基本 ASBステータスは [第1 バイト] ~ [第4 バイト] の 4 バイト構成です。
-
第1 バイト (プリンター情報)
-
ビット2進数機能16進数10進数00固定00010固定00020ドロアーキックコネクター3番ピンのレベル = "L" (∗1)0001ドロアーキックコネクター3番ピンのレベル = "H" (∗1)04430オンライン状態0001オフライン状態08841固定101650カバーが閉じている0001カバーが開いている203260紙送りスイッチによる紙送り中でない0001紙送りスイッチによる紙送り中406470固定000(∗1) ドロアーキックコネクターに外付けオプションブザーを接続した場合、ブザー鳴動中は"H"、それ以外は"L"となります。
-
第2 バイト (プリンター情報)
-
ビット2進数機能16進数10進数00オンライン復帰待ちでない0001オンライン復帰待ち中01110紙送りスイッチが押されていない (OFF)0001紙送りスイッチが押されている (ON)02220復帰可能エラー (オートカッターエラーを除く) 発生なし0001復帰可能エラー (オートカッターエラーを除く) 発生あり04430オートカッターエラー発生なし0001オートカッターエラー発生あり08840固定00050復帰不可能エラー発生なし0001復帰不可能エラー発生あり203260自動復帰エラー発生なし0001自動復帰エラー発生あり406470固定000
-
-
オンライン復帰待ち (ビット 0) は GS ^ の実行時、GS FF の実行時、ラベルの除去動作に伴うスイッチ押下待ち時、一部の機種のロール紙交換時に変化します。
-
復帰可能エラー (ビット 2) または オートカッターエラー (ビット 3) の発生原因が紙ジャム等であった場合は、エラー原因を取り除いた後に DLE ENQ (n = 2) でエラーから復帰できます。
-
復帰不可能エラー (ビット 5) が発生した場合は、すぐに電源をオフにしてください。
-
各種エラーの発生要因はオフラインレスポンス (オフライン要因の付加時) で確認できます。 オフラインレスポンスの詳細は GS ( H <機能49> を参照してください。
-
-
第3 バイト (用紙検出器情報)
-
ビット2進数機能16進数10進数0, 100ロール紙ニアエンド検出器に用紙あり00011ロール紙ニアエンド検出器に用紙なし0332, 300ロール紙エンド検出器に用紙あり00011ロール紙エンド検出器に用紙なし0C1240固定0005, 6−(予約)−−70固定000
-
-
サポートしている検出器は機種により異なります。 また、検出器の名称は機種により異なる場合があります。
-
-
第4 バイト (用紙検出器情報)
-
ビット2進数機能16進数10進数0 ~ 3−(予約)−−40固定0005, 6−(予約)−−70固定000
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ブロックデータ [ヘッダー ~ NUL] の送信中は一時的に ASB 機能が停止します。 このため、ブロックデータ [ヘッダー ~ NUL] の送信中は ASBステータスによるプリンターの状態変化の取得はできなくなります。
-
シリアルインターフェイス仕様では、ホストは必ず受信可能な状態でASB 機能を使用してください。
-
パラレルインターフェイス仕様で ASB 機能を使用する場合、ホストがリバースアイドル状態であることが望ましい。 しかし、常にリバースアイドル状態とすることができない場合は定期的に Reverse Mode へ移行して ASBステータスの有無を監視する必要があります。 このときReverse Mode でない時間が長すぎるために複数の状態変化により送信すべき ASBステータスを蓄積する必要が生じた場合、下記に示す 2 セット (8 バイト) の特殊データに加工した ASBステータスを Reverse Mode になった時点で他の送信データに優先して送信します。
-
-
ASB-1: 状態変化の有無を示すステータス情報
-
ASB-2: 最新の ASBステータス
-
-
(ASB-1) と (ASB-2) の値が異なるビットは少なくとも 1回の変化があったことを示します。 下記に具体例を示します。第1 バイト第2 バイト第3 バイト第4 バイトASB-10011 10000000 00000110 00110000 1111ASB-20001 00000000 00000110 00110000 1111(ASB-1) と (ASB-2) では第1 バイトのビット 5 とビット 3 が異なる。 この情報から「カバーオープン (ビット 5) によるオフライン (ビット 3) が発生したが、現在はカバーが閉じておりオンラインである」ことがわかる。
-
基本 ASBステータスは第1 バイトのビット 0, 1, 4, 7 により他の送信データと識別ができます。 プリンターから送信されたデータが"0xx1xx00" (x は 0 または 1) の場合は続く 3 バイトを ASBステータスとして処理してください。 ただし、ASBステータスの識別処理においては下記に示す処理も必要です。
-
-
XON/XOFF 制御でプリンターと通信している場合は、XOFF コードが 4 バイトの ASBステータスの間に割り込む場合があります。 このため XOFF コード以外の 4 バイトデータを ASBステータスとして処理します。 なお、ASBステータスは XOFF コードと一致しないデータ構成となっています。
-
クイックアクセス
- [Name]
- [Format]
- [Range]
- [Description]
- [Notes]
ESC/POS® には、特許取得済み、または特許出願中のコマンドが含まれています。 内容を第三者に開示することを禁止します。
- はじめに
- コマンド・リスト
- コード順コマンド・リスト
- 適用機種
- 機種別コマンド・リスト
- TM-J2000, TM-J2100
- TM-L90
- TM-L100
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- TM-m30
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- TM-m30II-S
- TM-m30II-SL
- TM-m30III
- TM-m30III-H
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- DLE DC4 <fn=1>
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