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GS ( k   <機能281>


[名称]

MaxiCode: シンボル保存領域のシンボルデータの印字

[コード]

ASCII
   
GS
  
(
  
k
  
pL
  
pH
  
cn
  
fn
  
m
16進数
1D
28
6B
03
00
32
51
m
10進数
29
40
107
3
0
50
81
m

[定義域]

(pL + pH × 256) = 3
cn = 50
fn = 81
m = 48

[機能]

本コマンド GS ( k   <機能280> でシンボル保存領域に格納した MaxiCode データのエンコードと印字を実行します。

[説明]

  • スタンダードモード選択時は「行の先頭の状態」または「プリントバッファーにデータが存在しない状態」で本機能を使用してください。
  • 印字領域を超えるサイズのシンボルは印字できません。
  • シンボル保存領域のデータに下記の異常がある場合はシンボルを印字しません。
    • シンボルデータがない場合 (本コマンド GS ( k   <機能280> を1回も処理していない)
    • 数字データのみを使用している場合に、データ数が138文字を超えている場合
    • 英数字データを使用している場合に、データ数が93文字を超えている場合
    • モード 2 指定時に下記以外のデータがプライマリメッセージに含まれている場合
    • メッセージ要素
      バイト数
      正常データ
      郵便コード
      1 ~ 9 バイト
      数字
      ISO 国名コード
      1 ~ 3 バイト
      数字
      サービスクラスコード
      1 ~ 3 バイト
      数字
    • モード 3 指定時に下記以外のデータがプライマリメッセージに含まれている場合
    • メッセージ要素
      バイト数
      正常データ
      郵便コード
      1 ~ 6 バイト
      コードセット A で変換可能なデータ
      ISO 国名コード
      1 ~ 3 バイト
      数字
      サービスクラスコード
      1 ~ 3 バイト
      数字
  • モード 2 およびモード 3 指定時は下記の処理を実行します。
  • (RS, GS は MaxiCode の制御コード (RS = 1Eh, GS = 1Dh) を、"yy" は 2 バイトの数値データを示す)
    1. シンボルデータの最初が「 "[)>" RS "01" GS "yy" 」の場合、これらの 9 バイトをヘッダーとして処理する。
      • ヘッダーの次データからプライマリメッセージとして処理する
      • ヘッダーはセカンダリメッセージの先頭に配置する
    2. シンボルデータの最初が「 "[)>" RS "01" GS "yy" 」以外の場合、最初のデータからプライマリメッセージとして処理する。
    3. プライマリメッセージ要素 (郵便コード、ISO 国名コード、サービスクラスコード) を区切る GS は読み捨てる。
    4. プライマリメッセージの各コードの値判定は行なわない。
    5. 例: 指定された郵便コードと実際の郵便コードの一致性の判定 など
    6. セカンダリメッセージの全データはシンボルデータとして処理する。(セカンダリメッセージに含まれる GS はシンボルデータとなる)
  • モード 4、モード 5 および モード 6 ではメッセージ要素の規定がないため、指定されたデータはすべてプライマリメッセージとセカンダリメッセージとして処理します。 このため異常データの判定処理はありません。
  • エラー訂正コードワードはリードソロモンエラー訂正アルゴリズムを使用します。
  • エンコード処理において、次に示すデータを自動的に付加します。
    • ファインダーパターン
    • 方向パターン
    • エラー訂正コードワード
    • モードインジケーター
    • パッドコードワード
  • 倒立を除く文字装飾 (強調、アンダーライン、90度右回転 等) および文字サイズの指定は、シンボルの印字には影響しません。
  • スタンダードモード選択時は改行量設定コマンドで設定されている改行量に関係なくシンボルの印字に必要な量の紙送りを実行します。 このとき、シンボルの印字終了後は印字位置を印字領域の左端へ移動します。 また、プリンターは「行の先頭の状態」となります。
  • ページモード選択時はシンボルデータをプリントバッファーに格納するだけで印字動作は実行しません。 このとき印字位置をシンボルの最終データの次ドットへ移動します。
  • 印字データにはクワイエットゾーンを含みません。 本機能を使用する際はクワイエットゾーンの確保を行なってください。
  • シンボルは、プリンターの最大印字速度や GS ( K   <機能48> の設定に関係なく、適切な印字速度で印字されます。
 

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