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GS ( L   /   GS 8 L   <機能83>


[名称]

ダウンロード・グラフィックスデータ(ラスター形式)の定義

[コード]

ASCII
   
GS
  
(
  
L
  
pL
  
pH
  
m
  
fn
  
a
  
kc1
  
kc2
  
b
  
xL
  
xH
  
yL
  
yH
  
[c d1...dk]1...[c d1...dk]b
16進数
1D
28
4C
pL
pH
30
53
a
kc1
kc2
b
xL
xH
yL
yH
[c d1...dk]1...[c d1...dk]b
10進数
29
40
76
pL
pH
48
83
a
kc1
kc2
b
xL
xH
yL
yH
[c d1...dk]1...[c d1...dk]b
ASCII
   
GS
  
8
  
L
  
p1
  
p2
  
p3
  
p4
  
m
  
fn
  
a
  
kc1
  
kc2
  
b
  
xL
  
xH
  
yL
  
yH
  
[c d1...dk]1...[c d1...dk]b
16進数
1D
38
4C
p1
p2
p3
p4
30
53
a
kc1
kc2
b
xL
xH
yL
yH
[c d1...dk]1...[c d1...dk]b
10進数
29
56
76
p1
p2
p3
p4
48
83
a
kc1
kc2
b
xL
xH
yL
yH
[c d1...dk]1...[c d1...dk]b

[定義域]

(pL + pH × 256) = 12 ~ 65535   [GS ( L 使用時]
(p1 + p2 × 256 + p3 × 65536 + p4 × 16777216) = 12 ~ 4294967295   [GS 8 L 使用時]
m = 48
fn = 83
kc1 = 32 ~ 126
kc2 = 32 ~ 126
(xL + xH × 256) = 1 ~ 8192
(yL + yH × 256) = 1 ~ 2304
d = 0 ~ 255
k = (int((xL + xH × 256) + 7) / 8) × (yL + yH × 256)
a, b, c: 機種により異なります。

[機能]

キーコード (kc1, kc2) に対応するダウンロード・グラフィクスデータ(ラスター形式)を揮発性メモリー (RAM) に定義します。
  • a は定義データの階調を指定します。
  • a
    データの階調
    48
    モノクロ (2階調)
    52
    多階調
  • b は定義データの色数を指定します。
  • xL, xH は横方向サイズを (xL + xH × 256) ドットに指定します。
  • yL, yH は縦方向サイズを (yL + yH × 256) ドットに指定します。
  • c は定義データの色を指定します。
  • c
    色の指定
    49
    第1色
    50
    第2色
    51
    第3色
    52
    第4色
  • d は定義データ(ラスター形式)を指定します。
  • k は定義データ数を示します。なお、k は説明用のパラメーターであり送信は不要です。
  • 指定キーコードが既にメモリー内に存在する場合、データの書き換え処理を行ないます。

[説明]

  • ダウンロード・グラフィックスとは、プリンターが内蔵している揮発性メモリー (RAM) に定義できるイメージデータ群を示します。 一度定義したダウンロード・グラフィックスは、再定義、リセット、または電源をオフするまで有効です。 (一部の機種では、ESC @ の実行でも消去されます。)
  • ダウンロード・グラフィックスデータを定義する機能は本機能と GS ( L   /   GS 8 L   <機能84> があります。両機能をサポートしている機種においても、どちらか一方を使用することを推奨します。
    • 両機能は、定義データがラスター形式かカラム形式という違いがあるだけで、定義領域や管理情報は同一です。
    • 本機能で指定したキーコードが以前 GS ( L   /   GS 8 L   <機能84> で使用されていたキーコードと一致する場合は、新しい定義データに書き換えます。
  • 本機能は、スタンダードモード選択時の行の先頭で使用してください。
  • 本機能はマクロに含むことができません。 マクロ定義中は使用しないでください。
  • 指定されたダウンロード・グラフィックスを格納するのに十分な残容量がない場合、本機能は使用できません。 ダウンロード・グラフィックス領域の残容量は本コマンド GS ( L   <機能52> で確認できます。
  • 以前に定義されていた同じキーコードのダウンロード・グラフィックスを消去します。
  • (d1 ... dk) の k バイトのデータをひとつのダウンロード・グラフィックスの定義データとして処理します。 データ (d) は、印字するドットに対応するビットを 1、印字しないドットに対応するビットを 0 に指定します。
  • 本コマンド GS ( L   <機能49> で設定されているドット密度でダウンロード・グラフィックスデータを定義します。
  • 単色を指定 (b = 1) した場合は、ひとつのデータ群 [c d1 ... dk] を指定してください。
  • 複数色を指定 (b ≠ 1) した場合は、b 個のデータ群 [c d1 ... dk] を指定してください。 また、このとき色の指定 (c) はデータ群単位で異なる色を指定してください。
  • ダウンロード・グラフィックスは本コマンド GS ( L   <機能85> で印字します。
  • ダウンロード・グラフィックスデータ (本コマンド) とダウンロード・ビットイメージデータ (GS *   [非推奨コマンド] ) は同時に定義できません。本コマンドの実行で定義されていたダウンロード・ビットイメージデータを消去します。
  • 一部の機種ではダウンロード・グラフィックス (本コマンド) とダウンロード文字 (ESC &) は同時に定義できません。
    • 本コマンドの実行で定義されていたダウンロード文字を消去します。
    • ESC & の実行でダウンロード・グラフィックスデータを消去します。
  • ダウンロード・グラフィックスデータ(ラスター形式)と印字結果の関係は下図となります。
  • Graphic
 

クイックアクセス

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