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GS I

[名称]

プリンターID の送信

[コード]

ASCII
   
GS
  
I
  
n
16進数
1D
49
n
10進数
29
73
n

[定義域]

n: 機種により異なります。

[初期値]

なし

[機能]

指定されたプリンターID または プリンター情報を送信します。
  • 指定されたプリンターID を送信します。
  • n
    プリンターID
    仕様
    1, 49
    機種ID
    機種
    2, 50
    タイプID
    サポートしている機能
    3, 51
    バージョンID
    ファームウェアのバージョン
  • 指定されたプリンター情報A を送信します。
  • n
    プリンター情報の種類
    仕様
    33
    タイプ情報
    サポートしている機能
    35, 36, 96, 110
    [機種情報] を参照してください
    [機種情報] を参照してください
  • 指定されたプリンター情報B を送信します。
  • n
    プリンター情報の種類
    仕様
    65
    ファームウェアバージョン
    ファームウェアのバージョン
    66
    メーカー名
    "EPSON"
    67
    機種名
    機種名
    68
    シリアル番号
    製品のシリアル番号
    69
    多国語フォントの種類
    日本語仕様: "KANJI JAPANESE"
    簡体字中国語仕様: "CHINA GB18030" または"CHINA GB2312"
    繁体字中国語仕様: "TAIWAN BIG-5"
    韓国語仕様: "KOREA C-5601C"
    南アジア仕様: "THAI 1 PASS"
    111
    [機種情報] を参照してください
    [機種情報] を参照してください
    112
    [機種情報] を参照してください
    [機種情報] を参照してください

[説明]

  • 本コマンドは下記のルールに従って使用してください。
    • 本コマンドを送信したら、対応するデータを受信するまで次データを送信しない。
    • シリアルインターフェイス仕様では、ホストは必ず受信可能な状態で本コマンドを使用してください。
    • パラレルインターフェイス仕様では、プリンターID および プリンター情報は他の送信データ (ASBステータスを除く) と同様に一旦プリンター内の送信バッファーに格納し、のちにホストがReverse Mode に移行した時点で送信バッファーの先頭から順次送信されます。 また、送信バッファーの容量は 99 バイトであり、これを超えるデータは消滅します。 このため、本コマンドを使用する際は速やかにReverse Mode へ移行してデータの受信処理を実行してください。

[説明: プリンターID に適用]

  • 各プリンターID (1 ≤ n ≤ 3, 49 ≤ n ≤ 51) は、それぞれ 1 バイトデータで構成されます。
  • 機種ID (n = 1, 49) は機種により異なります。
  • タイプID (n = 2, 50) は次表となります。
  • ビット
    2進数
    機能
    16進数
    10進数
    0
    0
    マルチバイトコード文字の対応なし
    00
    0
    1
    マルチバイトコード文字の対応あり
    01
    1
    1
    0
    オートカッターの搭載なし
    00
    0
    1
    オートカッターの搭載あり
    02
    2
    2
    0
    DM-D の接続なし
    00
    0
    1
    DM-D の接続あり
    04
    4
    3
    −
    (予約)
    −
    −
    4
    0
    0 に固定
    00
    0
    5
    −
    (予約)
    −
    −
    6
    0
    (予約)
    00
    0
    7
    0
    0 に固定
    00
    0
  • バージョンID (n = 3, 51) は、ファームウェアのバージョンと1対1に対応しています。 詳細は機種により異なります。
  • プリンターID はビット 4, 7 により他の送信データと識別ができます。 GS I をプリンターに出力した後にプリンターから送信されたデータが "0xx0xxxx" (x は0 または1) の場合はプリンターID として処理してください。

[説明: プリンター情報A に適用]

  • 各プリンター情報A は、下記に示す [ヘッダー ～ NUL] で構成されます。
  • 送信データ
    16進数
    10進数
    バイト数
    ヘッダー
    3Dh
    61
    1 バイト
    識別子 (*1)
    21h, 23h, 24h, 60h, または 6Eh
    33, 35, 36, 96, または 110
    1 バイト
    プリンター情報A
    (各仕様による)
    (各仕様による)
    0 ～ 80 バイト
    NUL
    00h
    0
    1 バイト
  • [識別子] は本コマンドのパラメーター n を送信します。
  • タイプ情報 (n = 33) は機種により [第1 バイト] の 1 バイト構成 、[第1 バイト] と [第2 バイト] の 2 バイト構成、[第1 バイト] ～ [第3 バイト] の 3 バイト構成のいずれかです。
  • <タイプ情報の第1 バイト>
  • ビット
    2進数
    機能
    16進数
    10進数
    0
    0
    マルチバイトコード文字の対応なし
    00
    0
    1
    マルチバイトコード文字の対応あり
    01
    1
    1
    0
    オートカッターの搭載なし
    00
    0
    1
    オートカッターの搭載あり
    02
    2
    2
    0
    DM-D の接続なし
    00
    0
    1
    DM-D の接続あり
    04
    4
    3 ～ 5
    −
    (予約)
    −
    −
    6
    1
    固定
    40
    64
    7
    0
    固定
    00
    0
  • <タイプ情報の第2 バイト>
  • ビット
    2進数
    機能
    16進数
    10進数
    0 ～ 5
    −
    (予約)
    −
    −
    6
    1
    固定
    40
    64
    7
    0
    固定
    00
    0
  • <タイプ情報の第3 バイト>
  • ビット
    2進数
    機能
    16進数
    10進数
    0
    0
    ピーラー機構の搭載なし
    00
    0
    1
    ピーラー機構の搭載あり
    01
    1
    1 ～ 5
    −
    (予約)
    −
    −
    6
    1
    固定
    40
    64
    7
    0
    固定
    00
    0
  • シリアルインターフェイス仕様においてXON/XOFF 制御でプリンターと通信している場合は、XOFF コードが [ヘッダー ～ NUL] 間に割り込む場合があります。
  • プリンター情報A は送信データ群の特定データにより他の送信データと識別ができます。 プリンターから送信されたヘッダーが [16進数 = 3Dh / 10進数 = 61] のときは NUL [16進数 = 00h / 10進数 = 0] までをデータ群として扱い [ヘッダー] と [識別子] の組み合わせで識別してください。

[説明: プリンター情報B に適用]

  • 各プリンター情報B は、下記に示す [ヘッダー ～ NUL] で構成されます。
  • 送信データ
    16進数
    10進数
    バイト数
    ヘッダー
    5Fh
    95
    1 バイト
    プリンター情報B (*1)
    (各仕様による)
    (各仕様による)
    0 ～ 80 バイト
    NUL
    00h
    0
    1 バイト
    • (*1) 何らかの原因でプリンター情報が用意できない場合は [ヘッダー + NUL] の 2 バイトを送信します。
  • ファームウェアバージョンは、セルフテスト印字で確認することもできます。 セルフテスト印字は GS ( A の実行または 電源投入時のパネルスイッチ操作で実行します。
  • シリアルインターフェイス仕様においてXON/XOFF 制御でプリンターと通信している場合は、XOFF コードが [ヘッダー ～ NUL] 間に割り込む場合があります。
  • プリンター情報B は送信データ群の特定データにより他の送信データと識別ができます。 プリンターから送信されたヘッダーが [16進数 = 5Fh / 10進数 = 95] のときは NUL [16進数 = 00h / 10進数 = 0] までをデータ群として扱い [ヘッダー] で識別してください。
 

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